「男はつらいよ お帰り寅さん」を観に行きました。主人公不在でどこまでやれるのか、この映画は本来不可能なことに挑戦しています。いないのはわかっていながら、とにかく寅さんに会いたくて行きました。結論から言えば、ファンの期待に精一杯応えてくれてい…
もともとシリーズ化を企図していない映画で、第4作まで作られているものってどんなものがあるんでしょうか。思いついたものを調べてみました。(括弧内は第1作~第4作それぞれの公開年) I wonder what movie series with 4 installments there are, which w…
「ラブ・アクチュアリー」を観て、ビーチ・ボーイズを改めて聴きなおしています。子どもの頃自然と好きになったビーチ・ボーイズの音というのは、いわゆるカリフォルニア・サウンドです。自分が特に好きだったのは、「サーファー・ガール」や、カーペンター…
クリスマスに関係のある映画、と聞いてすぐに浮かぶ映画は何でしょうか。自分の心にすぐ浮かぶのは、ホーム・アローンやダイ・ハードなど有名どころばかりです。 When it comes to the movies that have something to do with Christmas, a couple of movies…
ポップなクリスマス・ソングのルーツがここにあるのかもしれません。1963年にフィル・スペクターがプロデュースしたこのクリスマス・アルバムは、ウォール・オブ・サウンドという録音手法の一つのピークを示すアルバムでもあるようです。 In this album, you…
この季節のクリスマス感が、以前に比べて薄くなっているのは間違いないと思います。もともとキリスト教とは無関係に、雰囲気だけで浮かれていた日本人ですから、関心が薄れても不思議はありません。クリスマスにチキンを食べる日本人が多いことが、欧米人に…
エビ中ファンにとって、待ち遠しい日がついに来ました。今日12月18日は私立恵比寿中学の6thアルバム、「playlist」の発売日です。昨日のツイッターは、すでにフラゲした皆さんの喜びがあふれていました。これに先駆けて、12月3日、収録曲の一つ、「ジャンプ…
いいドラマって、食事のシーンを大切にしていると思います。自分が食いしん坊だからでしょうか。好きだったドラマを振り返ってみると、観ているとお腹が空くような食事の場面が、毎回のようにあるものが多いです。「流星の絆」のハヤシ・ライス、「あしたの…
こんだけ好きにならせておいて、もう終わってしまいます。日本テレビで土曜夜10時放送の「俺の話は長い」は、今夜が最終回です。 This drama will end tonight all too soon after making me love it so much. The last episode of the drama,“Ore no Hana…
この組み合わせだけで贅沢ですが、この曲の取り扱いは途方もなくゴージャスです。椎名林檎さんと宇多田ヒカルさんのコラボ曲「浪漫と算盤」は、ロンドンバージョン(LDN)と東京バージョン(TYO)の2つの形で楽しめるようになっています。 There is somethi…
椎名林檎さんの楽曲を聴くと、ただのオーディエンスでよかったと心から思います。ストイックなまでに研ぎ澄まされた作品群からは、その裏側にある、素人は恐ろしくて近づけないような真剣勝負が伝わってくるからです。クリエイターの才能と努力の結晶をゆっ…
地元の人間同士でちゃんぽんの話になったとき、このお店を挙げる人は多いと思います。長崎市江戸町にある中華料理店、「永楽苑」です。繁華街からは少し離れているのですが、出島のすぐそば、カステラの文明堂総本店の裏手にあるお店です。 I have an impres…
「のこのしま」、と読みます。福岡県の島の名前です。博多湾の中央に位置しているため、島とは言っても、博多市民にとって身近な場所のようです。自分は訪れたことはありません。椎名林檎さんの「正しい街」に出てくる、室見川の河口がすぐ近くにあります。 …
もう、顔ぶれだけでワクワクします。11月末にリリースされた「井上陽水トリビュート」には、大物から新進気鋭のミュージシャンまで、様々なアーティストが参加しています。 With just the lists of the musicians, I was exhilarated. Plenty of artists joi…
初めてスカというものを意識したのは、クラッシュの3rdアルバム「LONDON CALLING」に収録されている「Wrong ‘Em Boyo」だったように思います。パンクのイメージとはかけ離れたこんな曲にクラッシュのすごさを感じて、特にお気に入りの一曲でした。 The Clash…
スカパラの音を初めて聴いたのは、フリッパーズ・ギターの「クールなスパイでぶっとばせ」でした。間奏のところで「ゲストが登場します。東京スカパラダイスオーケストラ!」と紹介され、そこからのトランペットソロが、めちゃくちゃカッコいいと思ったのを覚…
タイトル通り、魅力的なまでに雑多で、多彩な印象のアルバムです。スカパラデビュー30周年記念、オリジナルとしては22枚目のこのアルバムは、歌モノ盤、インスト盤の2枚組になっています。 This album is so attractive because it gives me miscellaneous, …
これは、地上波でもやらないともったいないです。NHKのオンライン配信番組、「SONGS OF TOKYO」のフェスティバル2019という特別企画は、とっても充実した内容でした。 It would be worth broadcasting on TV, because many people would want to watch this.…
竹内まりやさんを好きな方は多いと思います。自分が一番好きな曲は、「セプテンバー」でした。でも、特に興味のあるシンガーというわけではなく、自然と耳にした数曲と、あとは山下達郎さんの奥様ということぐらいしか知りませんでした。 SEPTEMBER 竹内まり…
「ターミネーター:ニューフェイト」が話題になっています。ターミネーター2(1991)の正式な続編というだけでワクワクしますが、続編ものでがっかりすることも多いだけに、観に行くのを勝手にためらっています。ターミネーター2の面白さは、あれこそまさに…
観るほどに、令和の寅さんとの思いを強くしています。一言でいえば、単なるホームドラマであるこのドラマはなぜ、こんなに面白いんでしょう。 The more I watch this drama, the more I strongly feel that this is another Tora’s story in Reiwa. I wonder…
一人の力ってすごいです。ギター1本で2時間魅せる、本当のエンターテイメントでした。楽しみにしていた、田島貴男さんによる「ひとりソウル・ツアー」の長崎公演、予想以上に素晴らしかったです。 Who knows one person can be so great? It was two hours…
小沢健二さんの魅力って何でしょう。フリッパーズ・ギターをリアルタイムで聴いていた世代にとっては、間違いなく特別な存在です。小沢健二さんと小山田圭吾さんの2人が生み出す楽曲は、遊び心にあふれていて、ネオアコにソフトロック、ロックにソウルにフ…
映画の寅さんは、毎回、柴又に帰ってきます。久しぶりに帰ってくるというだけで、みんなただもう懐かしくって無邪気に喜びます。でも、案の定、寅さんが帰ってきたことで、ひと悶着あった末に、だれかが泣いたり怒ったりして、寅さんは結局出ていきます。次…
1999年にヤングユーから出版された短編集の表題作です。タイトルだけで岩館真理子さんらしさを感じてワクワクします。このお話は、ちょっと謎めいた女の子と、とってもお人好しな青年が出会ってからの、たった1日の出来事を描いたものです。 This work is a …
(2020年7月現在、残念なことに仏蘭西屋は閉店しています) 生まれて初めて飲んだカクテルは、ドライ・マティーニでした。まだ、未成年だったのにカッコつけて注文したものの、一口飲んで、青ざめました。お店の人が間違えて洗剤を入れたのでは、と疑ったほ…
第3話で寅次郎は中学生になりました。もちろん役者さんは変わりましたが、寅さんらしさはますます増しています。 Torajiro became a junior high school student in the third episode. Another actor took over the role, but even so I feel something typ…
ライブで一番聴きたかった曲は、「Family Complex」でした。この曲が始まったときにはめちゃくちゃワクワクしました。そして、今回、自分にとって驚きの発見がありました。歌詞の中にメンバーの名前が織り込んであることに、今まで気づかずにいたのです。 Th…
アイドルのコンサート、初めてでした。もともとアイドルに興味は薄めだった自分ですが、エビ中の5thアルバム「MUSiC」がとにかく気に入って、この半年ぐらいは以前のアルバムにさかのぼりつつ、エビ中の曲ばかり聴いていました。さんざ気持ちが高まったうえ…
駆け上がるような性急なイントロに、いきなり胸が高鳴ります。昭和歌謡をまとった最高にクールな令和ポップです。「殺し屋危機一髪」に感じた、思わず笑顔になるようなワクワク感がここにあります。 The rushing introduction that sounds like something sh…
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