Turkeyriceの勝手に英訳ブログ Turkeyrice's Blog Written in both Japanese and English

音楽,映画,本,テレビ,長崎のことを好き勝手に日本語プラス英語で書いています。2017年に英検1級取得。Talking about Music, Films, Books, TV Programs, and Some Things in Nagasaki

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

予習が必要な映画 「ペンタゴン・ペーパーズ」:“The Post” A movie which requires some knowledge beforehand

昨年,大きく話題になった映画,「ペンタゴン・ペーパーズ」がアマゾン・プライムで無料視聴できるようになっているので観てみました。事前の印象としては,退屈なのではないか,とあまり期待はしていませんでした。スピルバーグ監督で,主演はメリル・スト…

いかにも長崎なもの 「向日葵亭」のトルコライス:Something unique in Nagasaki  restaurant “Himawari Tei”’s Turkey Rice

長崎名物の一つとしてテレビ番組でも時折紹介されるトルコライスですが,その発祥は定かでありません。市内中心部では,複数の老舗レストランが「元祖」を名乗っていますが,それぞれに個性があり,違う美味しさが味わえます。 比較的新しい郊外の店舗の中に…

大好きだったあの世界は今? 岩館真理子の世界⑩「子供はなんでも知っている」:Where is the world I loved before?

「週刊マーガレット」それから「ヤングユー」に作品を連載していた岩館真理子さんですが,この「子供はなんでも知っている」は同じ集英社の「ぶ~け」で発表されたものです。コミックスの第一巻が出されたのは1990年で,「うちのママが言うことには」や「冷…

一気に読んだ本 「北天の馬たち」貫井徳郎著:Books I Read at a Stretch

北天の馬たち (角川文庫) 作者: 貫井徳郎 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/09/22 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 何かしらポップでさわやかな,そして切ない気持ちになるミステリーです。タイトルから受けた,冷たくて,シリアスな印象…

何でこんなに好きなのか 「ワカコ酒」:I don’t know why I love this TV drama so much

「ワカコ酒」のシーズン4が始まっています。このドラマは「孤独のグルメ」の女性版という位置付けでしょうか。自分としてはどちらにも甲乙付け難い良さを感じています。 The season 4 of “Wakako Zake” has started . This TV drama could be taken as the …

いかにも長崎なもの レストラン「カレーの夕月」のカレー:Something unique in Nagasaki

カレーと言えば何色でしょう。通常は黄色に近い色を思い浮かべるのではないでしょうか。長崎のレストラン「夕月」では,出てきたカレーの色にひとまず打ちのめされます。広めの丸皿のふちまで満たされたサラサラ系のカレーは,かなり赤寄りのオレンジです。…

異色すぎるコラボ 川谷絵音×コレサワ×加藤茶×ROLLY×ウエノコウジ 「あっちゅーまやねん 人生」:it’s an unexpected collaboration of musicians

とびきりカオスな組み合わせです。サガミオリジナルという会社が,今年の新成人向けに企画したプロジェクトで,1つのバンドが結成されました。そのメンバー構成は,コレサワ(Vo),加藤茶(Dr),Rolly(Gt),ウエノコウジ(Ba)となってい…

今ハマっているアルバム ヤバイTシャツ屋さん「Tank-top Festival in Japan」: Albums I’m into now

どうしようもなく,楽しいアルバムです。昨年末12月19日にリリースされた,ヤバイTシャツ屋さんの3rdアルバム「Tank-top Festival in Japan」,とっても気に入っています。収録されている13曲中5曲は,シングルですでに聴いていましたが,アルバムの…

数学者を扱った映画③「グッド・ウィル・ハンティング」: Movies about mathematicians③”Good Will Hunting”

名作,と言いたい映画の一つです。数学者を扱った映画と言っても,この映画は全くのフィクションで,前回までにふれた2作とは全く毛色の違うものです。主人公は確かに数学の天才ですが,その才能をフルに発揮していくようなサクセス・ストーリーではありま…

数学者を扱った映画②「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」: Movies about mathematicians②”The Imitation Game”

この映画も,文系男子の理系への秘かな好奇心を満たすに十分な作品です。「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」と題されたこの映画は,登場人物の知名度でも,出来事としての歴史上での認知度でも,前回ふれた「奇蹟がくれた数式」を上回…

数学者を扱った映画 「奇蹟がくれた数式」: Movies about mathematicians ”The Man Who Knew Infinity”

典型的な文系の自分は,理系に秘かな憧れを持っています。昔から岩波新書の物理学や数学についての本を読んではわかったような気になって喜んでいました。 そんな自分の好奇心を刺激する映画をアマゾン・プライムで見つけました。2015年公開のイギリス映画「…

読みハマる本 薬丸 岳著「天使のナイフ」:I can call this a page-turner  “Angel’s Knife” by Yakumaru Gaku

先を知りたくて,ページをめくる手が止まらなくなる。そんな本に出会いました。薬丸岳さんの「天使のナイフ」です。2005年に出版されたこの本は,江戸川乱歩賞の受賞作です。 I read a book that I can call it a page-turner. The book is “Angel’s Kni…

Good cocktails in my favorite bar: 仏蘭西屋の美味しいカクテル「ビトウィーン・ザ・シーツ”Between the sheets”」

(2020年7月現在、残念なことに仏蘭西屋は閉店しています) 先日,久しぶりに飲んだカクテルで,ちょっと意味深な名前のものがありました。「ビトウィーン・ザ・シーツ」です。いわゆるナイト・キャップ(寝酒)として飲まれるカクテルらしいですが,ブラン…

Songs I can’t get enough of: なぜか飽きない曲 キリンジ「乳房の勾配」

タイトルで赤面するのですが,キリンジのこの曲が大好きです。数年前に,友人が作ってくれたCDに入っていました。レコードから録音したらしく,かなりノイズが入っていたのですが,歌詞に引き込まれてよく聴いていました。 The title makes me blush but I…

Books I read at a stretch: 一気に読んだ本 「アーティフィシャル・フラワーズ」高岡ヨシ著

アーティフィシャル・フラワーズ 作者: 高岡ヨシ 発売日: 2018/11/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 小さいけれどあたたかい灯が心の中にともるような,そんな気持ちになりました。 以前紹介した,高岡ヨシさんの「歩けばいい」は,冴えな…

I saw a good movie: いい映画を観ました「Chef(シェフ)三ツ星フードトラック始めました」

アマゾン・プライムでよい映画に出会いました。「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」(2014年)というアメリカ映画です。正直,タイトルには惹かれなかったのですが,288件のレビューがある中で,星の数4.6という高評価を得ているのを信じて視聴し…